親子関係をしっかり持ったGeo系WebAPIが少ない現状、GeoPlanetの使い道はいろいろありそうなので、自分用のメモがてらに整理してみました(世界の地物をWoEIDというユニークのIDで管理しようとしているため、このID体系がはやった場合に、複数のWebリソースをWoEIDをキーに串刺しして利用できそうです)。
/places
fliterにマッチした情報を返します
filterで利用できるものは、キーワードとplacetypesです。
例 東京タワー,芝公園&WOE_LOCALADMIN(町丁目名),太平洋(詳細情報あり)
/place/{woeid}
指定したwoeidの詳細情報を返します
詳細情報は、緯度経度、Boundingbox(矩形)などです。
例 石垣市,三重県,豊橋市,東京タワー
/place/{woeid}/parent
指定したwoeidの親データを返します。 市町村だった場合は県、県だった場合は国
例 石垣市,三重県,豊橋市
/place/{woeid}/ancestors
指定したwoeidの親階層を下の階層から順番に返します。belongtosとの違いは、完全な親子関係のものしか返さないようです。
大字とかがどの都道府県に入っているかがわかります。また住所表記のサポートもできそうです。
例 東京都台東区浅草1丁目,三重県,豊橋市,名古屋城
/place/{woeid}/belongtos
親階層を順番にたどって表示します。ancestorsとの違いは、上位であればジャンルが違っている親も郵便番号や地域圏名(関東、アジア、世界)も返します
例 東京都台東区浅草1丁目,三重県,豊橋市,名古屋城
/place/{woeid}/neighbors
該当するwoeidをもつ情報の近くの場所を返します
ポリゴンデータ+アルファのデータをもとのやっているようですね
※必ずしも地理的に隣接するというわけではないことに注意すべきです。
例 石垣市(404 not found航路は出てこない),三重県,木更津(地続きではない川崎が出てくることに注目、アクアラインで接続している)
/place/{woeid}/siblings
指定したwoeidの親が一緒の兄弟情報を返します(松戸市の場合は千葉県の市町村一覧)
例 松戸市,台東区(東京は特殊で23区のみしかかえってこない),日本(世界の国)
/place/{woeid}/children
該当するwoeidを親とする情報を返します(子一覧)
例 木更津,豊橋(placetypeが町丁目のみ)
/placetypes
placetypeの一覧を返します。
例 placetype一覧(詳細付)
/placetype
placetypeの詳細説明を返します
※コードが一緒でも選択する言語でplacetype名が変わるみたい,WOE_STATEがstateやprefecutreになった。
例 9(country),8(WOE_STATE)言
ぱっと思いつくのは、都道府県、市町村といったカテゴリを生成することに利用できそうですね。ただ、階層構造があれれっという場所も多いですし、そもそもwoeidがまったく世の中に流通していないので利用するには独自にJISコード等とのマッチングが必要になりますね。
ほかにも,YQLというSQLライクなフィルターもあるようです。
関連記事
GeoPlanetについて
GeoPlanetのPlaceType一覧
GeoPlanetのPlaceType一覧 その2
0 件のコメント:
コメントを投稿